社会福祉法人山善福祉会 ときのはこども園社会福祉法人山善福祉会 ときのはこども園

お知らせ

2025/05/21
「じぶんのきもち」~ふじたの注目ポイント~
「じぶんのきもち」

ときのはこども園の主幹をしてます藤田です。~ふじたの注目ポイント~として、ともに働く職員の姿や思いを発信したいと思い、アップしていきたいと思います。
今回は「じぶんのきもち」というタイトルにしました。

ときのはこども園では普段3~5歳児は異年齢児で過ごしています。
今日は5歳児の子どもたち“みのりさん”が昼食後集まり、円になって話をする「サークルタイム」をしていました。テーマは7月にあるデイキャンプでの取り組みについて。

毎年デイキャンプでは“みのりさんの特別な日”ということで、その日どのように過ごしたいかを話し合って決めていきます。大切にしていることは「対話して(話し合って)」という部分です。先日決めた特別な日の名前“きらきらはっぴーでー”にちなんで、“きらきら”から連想されるやってみたいことをそれぞれ伝え合い、5歳児担当の職員が意見交換の手助けをします。

私が注目したのは、5歳児担当の松永先生が5歳児の子どもたちに伝えたかったであろう思いです。
松永先生からの様々な質問を子どもたちが考え意見を出し合いながら、いよいよ候補が絞られ多数決で決めようということに。
1回目のごく一般的な多数決ではそれぞれがお互いに選んだものがわかります。仲良しな友だちは何を選ぶんだろう…気になるところですよね。そして、その友だちと同じものを選ぼうかな…という気持ちも見え隠れします。
ここで松永先生は「じぶんのきもち」を大切にしてもいいこと、そしてそれを素直に表していいということを子どもたちに体感してもらいたいと考えます。
2回目の多数決(添付の写真)では「じぶんのきもち」が素直に表現できるよう、子どもたちに目を閉じて手をあげてみようと提案しました。子どもたちは信頼できる先生からの提案を受け、下を向いたり目をギュッと瞑ったり…。
先生の思いが垣間見れた場面でした!
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