「ねえねえ 園長先生 これって氷にしてほしいの」
なあに?と覗くと 製氷皿の中に きれいな花が並んでいました。
たちつぼすみれ・ほとけのざ・クローバー・たんぽぽ・そして名前がわからないけど・・・
5歳児の女の子たちの優しい気持ちが いっぱい詰まった製氷皿でした。
冷凍庫の中にそーっと入れました。
「わあ!こぼれそう。」
「ぱっと開けたら こぼれちゃう」
「そうだ。貼り紙しておこう。」
・・・・・しばらくして
「これ貼ってね。」
一生懸命に考えて書いたのでしょうね。
まだ上手には書けないけれど 素敵な貼り紙を冷凍庫に貼ってくれました。
次の日 「わあ!カチカチ!。」「つめたーい。」「お花も凍ってる。」
「皆に見せよう。」と園庭に出たこども達。
どうやったら製氷皿から お花の氷を取り出せるのでしょう。
いろんなことを試したようですよ。
小さなお友達もやってきて 不思議そうに触ってみました。
こども達がやってみたいと思って、どうやったら出来るかな?と考えて
素敵な体験を積み重ねられたら いいな。