社会福祉法人 山善福祉会 しおさいこども園

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2021/02/12
たべることはいきること
【令和3年2月9日(火)】
お昼の限られた時間にたくさんの
職員が集まり、園内研修を行いました。

しおさいこども園では
「たべること」は特別ではない日常に溶
け込んでいる大切なものと考えていま
す。「おいしいね」「嬉しいね」「楽しいね」
温かい雰囲気がたべる力になりますね。

①離乳食をたべてみよう
毎日見て、食に携わる中で知っている事
もたくさんありますが、実際体験してみ
ると…初期 中期 後期の形状の意味
が良く分かり、子ども達がどう咀嚼した
り、どのような感覚でたべているのかを
皆で共通理解しました。

②乳幼児給食の1日の塩分量
みそ汁を作り、乳児、幼児、大人の味
を確かめました。改めて飲むと…こんな
に違うんだ!と気づきました。
実際に体験する事はやはり、学びであ
り、発見であり改めて気付く事がたくさ
んあると感じます。

③ピーラー・包丁の使い方
幼児クラスはクッキングを通して
頭(知識)手(技術)舌(感覚)の
実体験を育むことをねらいに持ち日々
クラスの子ども達と向き合っています。
常に本物と出会ってほしい。
子ども達の使う包丁も本物です。
危険な物として扱うのではなく
どうすると危険になるか。
扱い方を間違えない方法を伝えます。

包丁で切る時はねこの手
食材が小さくなったらピン!の手
包丁についた食材を落とす時
はすべり台

ピーラーを使うときは
食材を長めに切って用意
半分皮を剥いてひっくり返す

実際に研修の中で給食室の職員の子ど
も達への思い、大切にしている事を聞く
機会を持つことで、しおさいこども園皆
の職員で子ども達を受け止め、一緒に育
つ事に繋がると改めて感じます。

保育者が子どもにかけることばや
援助の統一が子ども達と安全に楽しく
「たべる」ことを知っていく事と信じて
これからも子どもたちの日々の中で
欠かせない「たべることはいきること」
を学んでいきたいと思います。